【医師解説】ママの肌荒れを整える3つの方法|ホルモン・睡眠・栄養から考えるスキンケア
医療上の注意:本記事は一般的な医学情報です。長引く・急に悪化する・化膿や強いかゆみ・妊娠中/授乳中の薬の可否などは皮膚科へご相談ください。
出産後や育児中の肌荒れ・乾燥・吹き出物は「頑張れていないから」ではありません。
からだの仕組みが一時的にゆらぐ時期。だからこそ、原因を一つに決めつけるより“整えるケア”が有効です。
本記事では医師の視点で、今日からできる3つの整え方(ホルモン・睡眠/ストレス・栄養/スキンケア)をやさしく解説します。
ステップ1:ホルモンの波を理解し「焦らない」
産後〜授乳期はエストロゲン低下やプロゲステロンの変動により、皮脂と水分のバランスが乱れやすい時期。月経再開・断乳・PMSタイミングでは吹き出物や乾燥が出やすくなります。
- ゆらぎ期(排卵後〜月経前)は「守るケア」へ:
洗いすぎを避け、香料/アルコール少なめをチョイス。 - 皮膚科受診の目安:赤み・膿疱・痒みが強い/市販品で悪化/授乳期の薬の可否を確認したい時。
ステップ2:睡眠とストレスホルモンを整える
睡眠不足はコルチゾールを上げ、炎症や皮脂分泌の乱れ、ターンオーバー低下を招きます。夜まとまって眠れない時期は、日中の“回復ミニ休憩”を確保しましょう。
今日からできるミニ習慣(合計15分)
- 朝:窓辺で自然光を3分浴び、深呼吸5回(体内時計リセット)。
- 昼:15分の目休め(画面オフ・肩回し・水分)。
- 夜:入浴→5分以内の保湿→寝室は暖色照明に。
ステップ3:肌をつくる「栄養」を足す
肌は食べたもので作られます。授乳・育児中はタンパク質/鉄/亜鉛/ビタミンB群が不足しがち。“減らす”より“足す”を合言葉に。
不足しやすい栄養と食品例
- タンパク質:鶏むね・卵・納豆・豆腐・ヨーグルト・白身魚
- 鉄(+ビタミンCで吸収UP):赤身肉・レバー・小松菜・ひじき・いちご
- 亜鉛:牡蠣・赤身肉・大豆製品・チーズ
- ビタミンB群:納豆・卵・玄米・豚ヒレ
- オメガ3:鮭・いわし・さば・えごま油・アマニ油
1皿でOKな“回復プレート”例:
雑穀ご飯+鮭の塩麹焼き+豆腐とわかめの味噌汁+小松菜のおひたし(ごま)
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低刺激スキンケア:バリアを守る“続けられる仕組み”
- 洗う:泡で押し洗い。Tゾーン以外は短時間。クレンジングは最小限。
- 保湿:入浴後5分以内に全顔+首まで。適量は「パール2粒相当」目安。
- 選び方:香料・アルコール少なめ、敏感肌表記、家族で使える大容量はコスパ◎
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よくある質問(Q&A)
Q. 授乳中ですがサプリは飲んでも大丈夫?
A. 一般的なビタミン・ミネラルは適量であれば問題ないことが多いですが、製品成分・用量と持病/服薬によって判断が変わります。かかりつけでご確認ください。
Q. まず何から始めればいい?
A. 今日から入浴→5分以内の保湿、明日から朝の自然光+深呼吸、今週はタンパク質を毎食。3週間を1クールで記録すると変化が見えます。
Q. 皮膚科の受診目安は?
A. 赤み・痒みが強い/膿やかさぶた/しみる・痛い/市販品で悪化/色素沈着が気になる場合は早めに受診を。
まとめ:がんばるママに“休む余白”を
- 肌荒れはサボりではなくからだのSOS。
- ホルモン・睡眠・栄養・保湿を小さく整える習慣が回復の近道。
- 3週間の連続ケアで、鏡の前の自分が少しずつ変わります。
参考文献
- 日本皮膚科学会:女性の皮膚疾患・スキンケア関連ガイドライン
- American Academy of Dermatology. Skin care for sensitive skin; Hormonal influences on skin.
- Cochrane Reviews: Nutritional support in postpartum recovery; Sleep and skin physiology.




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